道場訓
一、礼儀を尊べ
一、和の精神を養え
一、不屈の根性を錬れ
一、真の勇気を持て
一、自己完成に努めよ
空手は武道
すべての武道は、いずれも厳しい自己修練の課程で人格形成、すなわち人間としての正しい道を目指すものです。我々の空手は、この武道本来の意味を全うすることを本義に置いています。
心と体を鍛え、心身共に健康な生活をしたい。また、相手の痛みを知ることによって、人間本来のやさしさを知るという理念も、空手の信ずる道です。「継続は力なり」のことば通り、武道は一生涯続けることが大事であり、単なる「習い事」ではありません。
また、空手特有の挨拶「押忍」の精神には、「尊敬」、「感謝」、「忍耐」という精神があります。とりわけ、他人を傷つける技術である空手を修行する者としては、「礼儀」を尊ぶこと、並びに和道空手の名にある「和」の精神を養うことは最も重要な心構えです。これらは社会生活において活かされると考えます。
近代空手はオリンピック正式種目化を目指すなど競技(スポーツ)として世の中に普及しています。これは空手を世の中に広めることに大いに寄与し、空手を修行する者にとってもレベルアップのための重要な環境づくりになっています。
ただ、上記の武道及び後述する和道空手の技術伝承が第一義であり、競技はあくまで稽古の一環で取り組むべきものと当会では考えています。武道の要素をないがしろにして競技偏重に陥ることは、単なる暴力を身につけた社会正義に反する人間になる危険性があると考えるからです。
つまり、日頃の稽古に武道として一生懸命取り組むことが最も重要であり、競技(スポーツ)の大会の結果は、あくまでも本人の稽古の成果を計る機会にすぎません。
順天会について
正式名称は「新日本(しんにほん)伝(でん)古武道(こぶどう)順天会(じゅんてんかい)」です。最高師範である故上村新三郎先生(教士八段)の直轄道場であり、(財)全日本空手道連盟和道会の「順天会支部」です。
以前は「相和会」という名称でした。“相模原和道会”の略です。平成八年に、前和道会会長である江里口栄一先生より「順天会」の名を頂き、現在に至っています。現在、田名北、所沢、城山、麻布大学の4カ所で稽古しています。
所属団体
各大会参加、公認段級位・資格取得の為に以下の各団体へ加盟しております。
- (財)日本体育協会
- (財)全日本空手道連盟
- (財)全日本空手道連盟 和道会
- 相模原市空手道協会
和道会について
詳しくは下記をご覧ください。
→ 全日本空手道連盟 和道会ホームページ